2006年04月14日(金) 09時42分
アイフルの業務一部停止へ 1700超える全営業店(共同通信)
金融庁は14日、融資をめぐる違法行為が多発したとして、消費者金融大手のアイフルに対し、新たな融資など業務の一部停止命令を出す方針を固めた。同日午後にも発表する。処分は1700を超える全営業店を対象とする方向で、消費者金融大手としては異例の厳しい内容となる。
アイフルでは強引な取り立てや、債務整理に必要な取引履歴の書面交付を拒否したケースがあると、債務者や弁護士らから指摘されていた。こうした点が、金融庁の検査で明らかになったとみられる。
消費者金融をめぐっては、複数の消費者金融から借り入れて返済が滞る多重債務者の数が高水準で推移し、社会問題化している。金融庁は有識者懇談会を開き、説明義務や参入条件などの規制を強化する方向で検討している。
(共同通信) - 4月14日9時42分更新
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