2006年04月14日(金) 12時43分
顧客情報持ち出し認める 元みずほ行員、1200件(共同通信)
みずほ銀行から法人、個人計約1200件に上る顧客情報を持ち出し、暴力団関連会社に渡したとして、業務上横領罪に問われた同行新宿西口支店の元課長高橋芳一被告(52)=懲戒解雇=の初公判が14日、東京地裁(井上豊裁判官)であり、高橋被告は「間違いない」と起訴事実を認めた。
検察側は冒頭陳述で「知り合いの暴力団関連会社社長から事業を持ち掛けられ、顧客発掘に使おうと情報を持ち出した」と指摘した。
起訴状などによると、高橋被告は昨年3月、同支店のコンピューター端末から個人628人と法人638社の顧客情報を出力、印字した用紙を持ち出し、東京都新宿区の暴力団関連会社に渡した。
(共同通信) - 4月14日12時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000095-kyodo-soci