2006年04月14日(金) 03時09分
NHK会長、受信料支払い義務化を要望(読売新聞)
NHKの橋本元一会長は13日、読売新聞のインタビューに応じ、不払いが3割にも上る受信料について、「NHK自身の改革の姿を納得してもらわなければいけないが、放送法で受信契約義務があって(NHKの)受信規約で支払い義務がある二段構えは視聴者に分かりにくい。シンプルに支払い義務ということはあろうかと思う」と、放送法に受信料の支払い義務を明記することが望ましいとの考えを明らかにした。
ただ、不払い者への罰則については、「公共的なものへの罰則はなじまないという受け取り方が国民性として強い」として、導入に慎重な姿勢を示した。
一方、橋本会長はNHKのチャンネル数削減については「チャンネルを減らすことが本当に視聴者の役に立つかどうか、視聴者のコンセンサス(合意)が必要だ」と慎重な考えを示した。さらに「ある種のジャンルだけをやめてしまう切り捨ての論理は取れない」と述べ、娯楽番組なども含めて、今後も放送を続ける必要性を強調した。
(読売新聞) - 4月14日3時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000401-yom-soci