2006年04月13日(木) 13時37分
「スパイウエア」で預金詐取、初公判で竹川被告認める（読売新聞）
パソコン内の情報を勝手に収集する不正ソフト「スパイウエア」を使って、イーバンク銀行など複数のインターネット専業銀行の口座から現金をだまし取ったとして、不正アクセス禁止法違反と電子計算機使用詐欺の罪に問われた住所不定、無職竹川敦被告（３１）の初公判が１３日、東京地裁で開かれ、竹川被告は起訴事実を認めた。
冒頭陳述や検察側が証拠提出した竹川被告の供述調書によると、竹川被告は昨年６月、スパイウエアを開発。
翌月にかけて、ネット銀行利用者にスパイウエアを添付したメールを送りつけて、口座取引に使うＩＤやパスワードなどを入手し、川崎市の貴金属販売会社などの預金計２６８万円を自分の口座などに送金した。
だまし取った金は、消費者金融への返済などに使っていた。
（読売新聞） - 4月13日13時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000305-yom-soci