2006年04月13日(木) 13時01分
スパイウエア作成、認める=無職男、初公判で−東京地裁(時事通信)
スパイウエアと呼ばれる不正ソフトを使った預金詐欺事件で、不正アクセス禁止法違反と電算機使用詐欺の罪に問われたソフト作成者の無職竹川敦被告(31)の初公判が13日、東京地裁で開かれ、同被告は「(間違い)ありません」と起訴事実を認めた。
検察側冒頭陳述などによると、竹川被告はコンピューター技術の資格を持っており、2004年秋ごろ、出会い系サイト元経営者(34)=実刑確定=からスパイウエアを利用して他人の預金をだまし取ることを持ち掛けられた。
竹川被告は、自分の知識を生かせば開発に成功するかもしれないと考え、昨年6月ごろ、スパイウエアを完成。2人は計約500万円の預金引き出しに成功し、同被告は借金返済に充てた。
(時事通信) - 4月13日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000057-jij-soci