2006年04月11日(火) 19時21分
部下のメールを毎日監視 情報漏えい防止で滋賀県(共同通信)
滋賀県は11日、入札情報が外部に漏れた不祥事が起きたため、職員が業者などに送信した電子メールを上司が毎日チェックすることにしたと発表した。
県庁全体の送受信メールは1日当たり平均約1万5000通。再発防止策とはいえ、何10通もチェックしなければならない上司の負担も大変だ。
同県では砂防工事をめぐり、土木業者に資材費などの金額を記載した実施計画書を渡した見返りに、金を受け取ったなどとして収賄容疑で副主幹が7日に逮捕された。
副主幹は勤務時間中に贈賄側の業者に非公開情報をメールで送信していたため、県は再発防止策として、職員が外部に送信したメールは課長級の上司にも自動的に送信することにした。
(共同通信) - 4月11日19時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000170-kyodo-soci