2006年04月10日(月) 20時29分
元生徒504人分の情報、「ウィニー」で流出(読売新聞)
千葉県君津市教委は10日、市立周西中(同市坂田、伊沢章校長)に先月まで勤務していた男性教諭(44)の私有パソコンから、2001年度の同中の全生徒504人の名簿がネット上に流出したと発表した。
ファイル交換ソフト「ウィニー」を介していたという。
市教委によると、名簿に記載されていたのは氏名、生年月日、保護者名、電話番号など11項目。教諭は01年、全校生徒の名簿を自宅パソコンで作成。今年3月7日にウィルス感染に気付いた。
市教委は3月13日に文部科学省に流出を指摘され、民間会社に調査を依頼したところ、少なくとも175人に名簿がわたり、ネット上の掲示板にも名簿に到達できる「IPアドレス」が掲載されていた。
名簿に記載されていたとみられる元生徒の母の実家には、「携帯番号を変更したから用があったらこちらに連絡してくれ」と元生徒本人を名乗る不審な電話が1件あったという。
(読売新聞) - 4月10日20時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060410-00000212-yom-soci