2006年04月10日(月) 14時59分
東芝、世界初のHD・DVD再生機能搭載ノートPCを5月に国内発売(ロイター)
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4月10日、東芝は世界初のHD・DVD再生機能搭載ノートPCを5月に国内発売すると発表。写真は西田社長。2月8日撮影(2006年 ロイター/Issei Kato) |
[東京 10日 ロイター] 東芝<6502.T>は、世界初となる次世代DVD(デジタル多用途ディスク)規格「HD・DVD」再生機能(ROM)を搭載したノートパソコンを5月中旬に国内で発売すると発表した。
同社が発売するのは、AV(オーディオビジュアル)機能を強化したノートパソコン「コスミオ」シリーズの新製品で、価格はオープンだが、40万円程度を想定している。新製品は、「HD・DVD」の再生に加え、現行DVDとCDの記録再生ができる「HD・DVD─ROMドライブ(光ディスクドライブ)」を世界で初めてノートパソコンに採用した。販売台数目標は、公表していない。同社は、「HD・DVD」再生機能搭載ノートパソコンを欧米では4─6月に発売する予定。
次世代DVD規格をめぐっては、東芝などが推進する「HD・DVD」陣営とソニー<6758.T>や松下電器産業<6752.T>などが推進する「ブルーレイ・ディスク」陣営が、主導権争いを繰り広げており、東芝は、「HD・DVD」再生機能搭載ノートパソコンを「ブルーレイ」陣営に先駆けて商品化して、次世代DVD市場での「HD・DVD」の早期立ち上げと市場拡大を目指す。一方、ソニーは、「ブルーレイ」対応パソコンを今夏をめどに米国で発売する予定。
(ロイター) - 4月10日14時59分更新
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