2006年04月09日(日) 12時24分
「代金1300万返せ」購入者が健康食品3社提訴へ(読売新聞)
健康食品を医薬品と偽って無許可販売し薬事法違反の罪で有罪判決を受けた健康食品販売会社「ハートライフ」(札幌市)などを相手取り、「だまされて商品を買わされた」として、14人が健康食品の代金返還などを求め、計約1300万円の損害賠償請求訴訟を10日にも起こす。
原告は、静岡県内に住む63〜82歳の男女。ハートライフから商品を買わされた10人のほか、同様の営業手法を展開して役員らが有罪判決を受けた健康食品販売会社「セレブ」(熊本市)から買わされた4人。健康食品の製造会社「エヌアイテイ」(福岡県飯塚市)も提訴の対象とする予定。
訴状によると、ハートライフは2004年11月、静岡県内に店舗を設け、「100円で米や洗剤などを販売する」といったチラシを配布。高齢者らを勧誘して商品説明会を開き、「脳卒中や脳梗塞(こうそく)に効く」などと説明し、エヌアイテイが製造した健康食品を買わせる「催眠商法」を展開した。
(読売新聞) - 4月9日12時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000202-yom-soci