2006年04月08日(土) 15時51分
<横領>信金元支店長を逮捕 預金800万円着服容疑(毎日新聞)
顧客の預金800万円を横領したとして、警視庁捜査2課と碑文谷署は8日、目黒信用金庫(目黒区)の元洗足支店長、足立健蔵容疑者(58)=足立区保木間3=を業務上横領容疑で逮捕した。99年5月から04年2月にかけて、7〜8人の顧客の口座から計約3000万円を着服したとみて追及する。
調べでは、足立容疑者は、洗足支店長だった00年12月ごろ、目黒区内の40歳代の主婦の口座から800万円を勝手に引き出して、着服した疑い。足立容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。借金の返済などに充てていたとみられる。
99年1月に本店の次長から同支店長に異動する際、本店に口座のある顧客に「支店に口座を移してほしい」と持ちかけ、余分に書かせた払い戻し請求書を使って引き下ろしていたという。
04年10月に逮捕容疑の被害者である主婦に借金を申し込んだため、不審に思った主婦が残高を照会して発覚した。足立容疑者は同月末に同信金を自己都合で退職。約1年前から毎日新聞の販売店で配達員をしていた。警視庁は主婦の告発を受けて捜査していた。【石丸整】
(毎日新聞) - 4月8日15時51分更新
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