2006年04月04日(火) 19時30分
“ウィニー”の無料検出ツール、「Share」本体の検出や関連ウイルス駆除に対応(impress Watch)
写真:インプレス
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(株)アンラボは4日、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて感染するウイルスの駆除ツール「アンラボ ウィニーワクチン」をバージョンアップした。主な変更点は、次代の「Winny」とも目されるファイル共有ソフト「Share」に対応したこと。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。
「アンラボ ウィニーワクチン」はファイル共有ソフト「Winny」本体の検出や、同ソフトを経由して感染するウイルスの駆除が行えるツール。“Antinny”を始め、“山田オルタナティブ”“ドクロウイルス”など、現在97種類のウイルスを検出・駆除できる。
2006.04.04版の主な変更点は、「Share」本体の検出や、「Share」を通じて感染する専用ウイルスの駆除に対応したこと。ウイルスなどの検出と同様に、定義ファイルのパターンと一致するかどうかで判断するため、「Share」のファイル名が変更されていても検出可能。
なお、本ツールは「Winny」や「Share」の存在を検出することは可能だが、悪性のコードが含まれていないため、プログラム本体は削除しないという。
【著作権者】(株)アンラボ
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2006.04.04版(06/04/04)
□アンラボ・ホームページ
http://www.ahnlab.co.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】ファイル共有ソフト「Winny」経由で感染するウイルスの駆除ツールが無償公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/03/13/winnyvirus.html
(石川 敬峰)
(impress Watch) - 4月4日19時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000018-imp-sci