2006年04月04日(火) 00時00分

北海道武蔵女子短大、受験生の情報１０００人分流出（ZAKZAK）

　北海道武蔵女子短期大学（札幌市北区、小林好宏学長）の受験生約１０００人分の氏名や住所、合否結果などの個人情報がインターネット上に流出していたことが４日、分かった。入試システムの開発を委託した会社の社員が短大側から渡されたデータを自宅に持ち帰り、パソコンで作業した際、ファイル交換ソフト「Ｗｉｎｎｙ（ウィニー）」を介して暴露ウイルスに感染したためとみられる。合否情報の流出は極めて異例。

　同短大などによると、流出したのは平成１６年春に行われた同年度入試の合否判定資料。受験生延べ１０５１人の氏名、住所、電話番号、出身高校、志望学科、得点、合否や、保護者の氏名、住所などが含まれている。受験生のほとんどは道内在住の女性という。

　同短大は札幌市内の事務用品卸会社に対し、１６年３月に入試システムの開発を委託。会社側の担当者が入試の生データを自宅に持ち帰って作業した際、ウィニーを使い、昨年３月に流出したとみられる。

ZAKZAK 2006/04/04

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_04/t2006040429.html