2006年04月01日(土) 20時06分
最新機種もビンテージ?…PSE巡り経産省ドタバタ(読売新聞)
安全性を示す「PSEマーク」がなくても、簡単な手続きで販売できる「ビンテージ物」の中古電子楽器などを列挙した経済産業省のリストに、最新機種のシンセサイザーが入っているなど、誤りが次々と見つかっている。
経産省は「時間がなくてチェックしきれなかった。指摘を受けて確認できれば修正する」と釈明しているが、1日の猶予期限切れを前にPSEを巡る方針がくるくると変わったドタバタぶりを、一段と印象付けた。
リストは、経産省が3月30日にホームページ上で公表した。複数の大手楽器店から、ビンテージにふさわしい型番を紹介してもらい、メーカー名や製品の型番を約2000件列記したが、メーカーなどから誤りが指摘された。
経産省は当初、1989年以前に生産中止となった製品を「ビンテージ」とする方針だったが、楽器店や音楽家から「役所が一方的に決めるのはおかしい」と批判され、個別に列挙する方法に転換した。
(読売新聞) - 4月1日20時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060401-00000011-yom-bus_all