2006年04月01日(土) 17時08分
ネット密売が薬物乱用助長 72%、内閣府の世論調査(共同通信)
内閣府は1日、「薬物乱用に関する世論調査」を発表した。青少年による覚せい剤や大麻、MDMAなど錠剤型麻薬の乱用増加の理由について複数回答で聞いたところ、72・0%が「インターネットや携帯電話を使った密売で入手が容易になった」と考えていることが分かった。
次が「繁華街などでの密売」の69・0%で、「薬物乱用の恐ろしさの認識不足」が53・5%でこれに続いた。
薬物乱用に関する認識では、95・7%が「どのような理由でも絶対にいけない」と回答し、「他人に迷惑を掛なければ個人の自由」とする考えは2・2%。ところが、年齢別にみると、15−19歳の8・1%、20代の7・1%が「個人の自由」と答え、他世代に比べ若年層の薬物使用への抵抗感の少なさをうかがわせた。
(共同通信) - 4月1日17時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060401-00000103-kyodo-pol