2006年03月29日(水) 11時29分
ウィニー介し住基ネット関連情報流出…北海道斜里町(読売新聞)
北海道斜里町で暴露ウイルスに感染したファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)に接続するパスワードや下水道料金の未納者リストなどが流出していたことが、29日分かった。
役場のパソコンから一部のデータを持ち帰り、自宅で仕事をしていた町職員(29)の私用パソコンから、1月中旬から3月上旬にかけて流出したとみられる。
町によると、流出した住基ネット関連情報は、役場の専用パソコンからシステムに接続する庁内用パスワードや操作マニュアルなど。住民基本台帳の個人情報は含まれていなかった。
また町税の納税記録や自治会名簿など、流出したファイル数は計1624に上った。
阿部義則・町企画総務課長は「住基ネット接続には担当者専用の識別カードが必要で、パスワードも変更した。不正利用はなかったと考えている」と話した。
(読売新聞) - 3月29日11時29分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060329-00000405-yom-soci