2006年03月29日(水) 07時00分
違法行為監視に240人投入=不祥事踏まえ70支店に配置−三菱東京UFJ銀(時事通信)
三菱東京UFJ銀行は28日、違法行為の再発防止に向け、コンプライアンス(法令順守)対策を刷新する方針を明らかにした。行員の法令順守状況を監視する専門部署を設け、全国の約70支店に担当者240人程度を配置する。投資信託など取扱商品が急拡大する中、国内の金融機関では最も厳しい監視態勢をとり、販売トラブルや不祥事が起きないよう目を光らせる。
同行では支店長らが内部管理責任者として法令順守に取り組んできたが、昨年は個人情報の紛失や派遣行員による着服が相次いで発覚した。このため、4月下旬に270人規模の「リテール業務リスク統括部」を新設。うち支店長経験者ら240人を専門担当者として、大都市や地方の主要店舗に3、4人ずつ常駐させ、周辺の支店もカバーする。
(時事通信) - 3月29日7時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000199-jij-bus_all