2006年03月28日(火) 21時53分
罰則強化や抜き打ち検査 防衛庁が情報漏えい防止策(共同通信)
自衛隊の秘密情報などがファイル交換ソフトでインターネット上に流出した問題などを受け、防衛庁は28日までに、秘密漏えいをした隊員らに対する罰則強化や抜き打ち検査などの再発防止策を打ち出した。
防衛庁によると、現在庁内で秘密扱いになっている「庁秘」を、来年度中に自衛隊法でより罰則の重い「防衛秘密」に順次移行させる。その上で、漏えいした秘密の種類や故意・過失の区別によって処分基準を明確化、刑事告発に踏み切るかどうかも検討するという。
また、許可を受けていないパソコンで秘密情報が入力されていないか抜き打ち検査をするとともに、秘密を扱う防衛関連企業に対しても同様の抜き打ち検査を実施する。
防衛庁は官用パソコン約5万6000台を調達し、私物パソコンの使用を禁止する方針を固めている。
(共同通信) - 3月28日21時53分更新
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