2006年03月28日(火) 12時30分
自殺隊員の両親が提訴へ 「原因は先輩のいじめ」(共同通信)
2004年に自殺した海上自衛隊横須賀基地(神奈川県)所属の護衛艦「たちかぜ」勤務の1等海士=当時(21)=の両親が「原因は先輩隊員のいじめ」として28日までに、国と先輩の元2等海曹(35)に計約1億円の損害賠償を求める訴えを4月にも横浜地裁に起こすことを決めた。
両親によると、1等海士は04年10月、東京都内で自殺。遺書には元海曹から現金を恐喝されたことなどが記され、執拗(しつよう)ないじめから自殺に追い込まれたという。上司らもいじめに気付きながら艦長への報告を怠った責任があるとしている。
元海曹は、たちかぜ艦内でサバイバルゲームと称して1等海士とは別の隊員をエアガンで撃ったり、現金を脅し取ったとして暴行などの罪に問われた。
(共同通信) - 3月28日12時30分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060328-00000105-kyodo-soci