2006年03月27日(月) 19時17分
新聞の特殊指定問題、十分な議論をと首相(読売新聞)
小泉首相は27日の参院予算委員会で、新聞の全国同一価格での販売などを定めている「特殊指定」問題について、「公正取引委員会と新聞業界の意見が違っているが、それぞれ議論があるところなので、よく協議していただきたい」と述べ、十分に議論を尽くすよう求めた。また、「私は新聞が戸別に配達されるサービスは望ましいと思っている」と語り、今後も新聞の宅配制度を維持すべきだとの考えを示した。
一方、公取委の竹島一彦委員長は「新聞の特殊指定は、独占禁止法に根拠を正当付けて説明できない、というたぐいのものではないか」などと述べ、新聞の特殊指定を廃止すべきだとの意向を改めて示した。
いずれも民主党の平野達男氏の質問に答えた。
(読売新聞) - 3月27日19時17分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060327-00000212-yom-pol