2006年03月27日(月) 19時00分
行政処分後も不適正販売 都が業者に取引停止命令(共同通信)
東京都は27日、都の行政処分を受けた後も大学生らに高額な健康食品や化粧品を買わせるなど不適正な取引を続けたとして、特定商取引法に基づきウィーズインターナショナル(福岡県久留米市)に29日から6カ月間の取引停止を命じた。
同社は首都圏などで、会員になった学生に、販売目的を隠して「いいアルバイトがある」と友人を説明会に誘わせるなどしたとして、都が2004年3月、改善指示や勧告をした。
しかし05年も「執拗(しつよう)に勧誘された」「10万円が必要と言われ、学生ローンで借金した」など約130件の相談が都消費生活センターに相次ぎ、都は改善がみられないと判断した。
都によると、同社は商品を買って会員になり、別の会員を勧誘すると高収入が得られるシステム。
(共同通信) - 3月27日19時0分更新
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