2006年03月25日(土) 01時18分
情報公開度、東京は9年連続「失格」…全国ランキング(読売新聞)
全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市)は24日、全国の都道府県と政令市などを対象に毎年実施している「第10回全国情報公開度ランキング」を発表した。
都道府県別の総合評価では、公開度が高い上位3県は鳥取、宮城、岩手の順。閲覧手数料を取っている東京、香川は「失格」となった。東京都の失格は9年連続で、コピー代として他自治体の倍の1枚20円を徴収している。
ランキングは昨年11月、首長の交際費や議会の政務調査費など7項目を情報公開請求して作成した。
公安委員会の議事録公開では、埼玉、新潟、福井、岐阜など10県が、発言者の氏名を含めた内容を詳細に公開。逆に、議題程度しか分からないのは、青森、愛知、三重、広島の4県だった。
公共施設の管理を委託する場合の管理者選考の透明度では、和歌山、秋田、山口の3県が高く、静岡、山梨、島根の3県が低かった。
(読売新聞) - 3月25日1時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000117-yom-soci