2006年03月24日(金) 19時00分
厚労省補佐、罪状を否認=弁護側は公訴棄却主張−党機関紙投函・東京地裁(時事通信)
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」号外を警視庁職員官舎の集合郵便受けに投函(とうかん)したとして、国家公務員法違反(政治的行為の制限)罪に問われた厚生労働省社会統計課課長補佐宇治橋真一被告(58)=休職中=の初公判が24日、東京地裁(小池勝雅裁判長)で開かれ、同被告は「今回の行為は処罰されるものではない」と述べ、起訴事実を否認した。
弁護側は「政党機関紙でなければ逮捕はあり得ず、起訴は違法な逮捕と一体不可分だ」として、公訴棄却を求めた。初公判は、弁護側意見陳述で終了した。
(時事通信) - 3月24日19時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000109-jij-soci