2006年03月23日(木) 22時48分
携帯電話持ち込み禁止 外務次官室(共同通信)
外務省は23日までに、「携帯電話を利用した盗聴の危険性」を理由に谷内正太郎外務事務次官の執務室について、同省幹部、外国要人らを含めすべての来訪者の携帯電話持ち込みを禁止した。ICレコーダーなどの録音機も「遠慮してほしい」(外務省筋)とするものの、明確には禁止していない。
まず官僚トップの事務次官に導入し、推移をみて外相、副大臣らの政治家や、局長以下の同省幹部の執務室にも拡大することを検討する。外務省によると、近年、各国の外務省や在日大使館などで来訪者の携帯電話の持ち込みを禁止するケースが増えており、「特に失礼には当たらない」(同)と判断したという。
ただ、実際には来訪者が事務次官室に入る前に、携帯電話を職員に「自主的に預ける」程度で、ボディーチェックなどの「強制措置」は行わない。
(共同通信) - 3月23日22時48分更新
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