2006年03月23日(木) 20時11分
ニュース番組で不適切演出、日本テレビを厳重注意(読売新聞)
日本テレビがニュース番組「ニュースプラス1」などで、架空の客を登場させ個人情報名簿の売買場面を放送した問題で、総務省は23日、不適切な演出で放送事業者への信頼を損なったとして、日本テレビに文書で厳重注意した。
同時に、放送法や番組基準の順守の徹底や、再発防止に向けた体制の確立を強く要請した。
問題があったのは、2005年7月に放送した「ニュースプラス1」など3番組。「個人情報流出の裏側」をテーマにした企画の中で、個人情報の売買場面で、取材にかかわった制作会社関係者の知人を顧客に仕立てて撮影した。
日本テレビ総合広報部は「報道の社会的使命を自覚し、全社一丸となって再発防止に取り組み、視聴者の皆様の信頼を取り戻していきたい」とコメントしている。
(読売新聞) - 3月23日20時11分更新
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