2006年03月22日(水) 21時40分
「担当局長が修正指示」 番組改編訴訟でNHK部長(共同通信)
従軍慰安婦問題の特集番組に改編があったとして、取材に協力した女性団体がNHKなどに損害賠償を求めた訴訟の控訴審口頭弁論が22日、東京高裁(南敏文裁判長)であり、編集を担当した永田浩三衛星放送局統括担当部長が上司からの指示ややりとりなどについて証言した。
当時、教養番組部チーフプロデューサーだった永田氏によると、放送前日の2001年1月29日に行われた番組試写の後、通常編集に関与しない国会担当局長(現NHK交響楽団副理事長)から修正個所の指示を受けた。
永田氏は「カット部分が多過ぎる」などと反発したが、局長から「毒を食らわば皿までだ」と言われ結局応じた。
(共同通信) - 3月22日21時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000253-kyodo-soci