2006年03月21日(火) 20時59分
村上前行革相の後援会リスト、ウィニー介しネット流出(読売新聞)
自民党衆院議員の村上誠一郎・前行政改革相(53)(愛媛2区)の後援会事務所で作成した後援会の役員リストや、事務所開きの出席者名簿など300人以上の個人情報が、暴露ウイルスに感染したファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介してネット上に流出していたことが21日わかった。
松山市内で同日、記者会見した村上氏は、「関係者の皆様にはご迷惑や心配をおかけし、大変申し訳ない」と謝罪した。
流出したのは、昨年の衆院選に際し作成した選挙区内の後援会長名をはじめ、国会議員や自衛隊幹部、弁護士、企業役員ら政財界約130人の氏名や役職、住所などを記した年賀状の住所録、昨年8月末にあった事務所開きの出席者名簿など。
選挙準備で名簿を作成したアルバイトの40歳代の主婦の私物パソコンが、ウイルス感染していたという。
村上氏の事務所では、20日昼ごろに流出したとの指摘を受けて確認を進め、21日未明、今年1月にウイルス感染し、データが流出したことがわかった。
(読売新聞) - 3月21日20時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000212-yom-soci