2006年03月19日(日) 20時18分
ジャスダックの資料、下請け会社からウィニーで流出(読売新聞)
ジャスダック証券取引所(東京都中央区)のシステム開発に関する資料などがファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じてインターネット上に流出していたことが19日、わかった。
ジャスダックによると、流出したのは、2004年12月前後に日立製作所(東京都千代田区)が設計した、システム開発に関する手順や作業スケジュールなどを記した資料。同社は昨年9月に流出の事実を把握しながら、公表していなかった。下請けのシステム開発会社の社員が自宅のパソコンでウィニーを使い、暴露ウイルスに感染したという。
ジャスダックでは「現在のシステム運営で問題になる資料ではない」としているが、森元憲介広報担当課長は「流出の事実を早い段階で把握していたのなら、もっと早く対処すべき」と話している。
(読売新聞) - 3月19日20時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060319-00000412-yom-soci