2006年03月18日(土) 00時01分
PCデータがネットに流出 新種のウイルス見つかる(共同通信)
パソコンのハードディスク(HD)の中身をインターネット上で公開してしまう新種のウイルスが17日までに見つかり、ウイルス対策会社は「ファイル交換ソフト『ウィニー』を使っていなくても情報流出の危険性はある」と注意を呼び掛けた。
ウイルス対策会社大手「トレンドマイクロ」(東京)によると、このウイルスは通称「山田オルタナティブ」で、2月下旬に見つかった。感染すれば特定のホームページアドレスがネット上に勝手に作成され、そこに他人がアクセスすると感染したパソコンのHD内の画像や文書が閲覧されてしまうようになる。
ウイルスをメールで自動的に送り付けるなどの“自己増殖”機能がないため被害は大きく広がっていないが、感染者のリンク集が自動的に作成されるため、芋づる式に情報が流出するという。
(共同通信) - 3月18日0時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000286-kyodo-soci