2006年03月18日(土) 21時43分
示談金名目で振り込め詐欺、2日間で1400万円(読売新聞)
岐阜県羽島市の無職男性(60)が振り込め詐欺の被害に遭い、2日間で計1400万円をだまし取られていたことが18日、県警岐阜羽島署の調べでわかった。
調べによると、16日午後4時ごろ、男性宅に二男を名乗る男から電話があり、「女性関係でトラブルを起こした。示談金がいる」と400万円の振り込みを求め、男性は指定口座に振り込んだ。
17日にも同じ男から4回、電話があり、弁護士や女性の父親を名乗る別の男も電話口に出て、「女性に借金をしている」「友人の借金の保証人になっている」などと追加を要求し、男性は1000万円を振り込んだ。
男性は18日朝、東京で一人暮らしをしている二男と連絡が取れてだまされたことに気づいた。「振り込め詐欺は知っていたが、自分がだまされるとは思っていなかった。息子の声に似ていたので信じ込んでしまった」と話しているという。
(読売新聞) - 3月18日21時43分更新
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