2006年03月17日(金) 14時39分
社内賭けゴルフ、ウィニーでバレた…近鉄・社員処分へ(読売新聞)
近畿日本鉄道(本社・大阪市)の社員35人が社内のゴルフコンペで現金を賭けていたことを示す記録が、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じてネット上に流出していたことがわかった。
同社は「法令順守の内規に反する」として、近く全員を処分することを決めた。17日午後、奈良県警に報告する。また、記録を保管していた男性社員については、情報流出についても処分する方針。
同社によると、流出したのは、車両の修理などを行う検査職場と車両課の社員が参加して、2004年9月に行われたゴルフコンペの際に行われた賭けの賭け金と払戻金の一覧。
コンペは懇親を目的として毎年1回程度行われていたが、04年のコンペでは、上位入賞者を予想して当てる賭けを行うことになり、1口200円で賭け金を募って、当たった人に分配した。
流出元は、検査職場の班長を務める40歳代の男性社員で、自宅のパソコンで記録を作っていた。ウィニーを使用しており、今月上旬、流出したと見られる。
この社員は昨年7月、社員教育用の資料を作るため、奈良県内の車庫の配線図や検査作業マニュアルのファイルをコピーして自宅に持ち帰ってパソコンで作業しており、これらも流出していた。
(読売新聞) - 3月17日14時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000205-yom-soci