2006年03月17日(金) 19時51分
偽ブランド品6万個を処分 東京税関、輸入差し止め品(共同通信)
東京税関は17日、海外から不正に持ち込まれ、輸入を差し止めたバッグや時計などの偽ブランド品約6万2000個を、東京都江東区の産業廃棄物処理場で裁断処分した。
処分されたのは、2004年から05年にかけ、国際郵便などで持ち込まれたシャネルやルイ・ヴィトンなど高級ブランドの偽造品。偽ロゴ入りのバッグなど山積みにされた段ボール箱約1000箱分が、巨大なクレーンで機械へ投入され、次々と細かく裁断された。
東京税関が04年に輸入を差し止めた偽ブランドなど「知的財産権侵害物品」は約104万個。韓国と中国からが全体の77%を占め、件数は年々増加している。
最近は国際郵便による小口の持ち込みが増え、同税関職員は「何割かでも通過すればもうけものと、数を増やしているようだ」とみている。
(共同通信) - 3月17日19時51分更新
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