2006年03月17日(金) 17時57分
欠席弁護人に初の出頭命令 最高裁、光市母子殺害事件(共同通信)
山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪に問われた元少年(25)の弁護人2人が欠席し最高裁の弁論が開けなかった問題で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は17日までに、弁護人に対し4月18日の弁論に出頭し、法廷にいることを命じる「出頭在廷命令」を出した。命令は15日付。
出頭在廷命令は昨年の刑事訴訟法改正でできるようになり、発動されたのは今回が初めて。弁護人が正当な理由なく従わなければ10万円以下の過料に処することができ、その場合は裁判所が所属弁護士会か日弁連に処分を請求する。
(共同通信) - 3月17日17時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000179-kyodo-soci