2006年03月17日(金) 18時32分
業界6団体、フィルタリング普及に向けて連携——PC や携帯での利用率を高める(japan.internet.com)
ISP や携帯、PC、フィルタリング分野など、インターネットの普及に関連する業界6団体は17日、「フィルタリングの普及啓発アクションプラン」策定、発表した。
フィルタリングの普及啓発アクションプランは、インターネットに関連する業界6団体がそれぞれに取り組むフィルタリング普及啓発活動。
総務省の2003年度調査によれば、実際のフィルタリング製品の利用者は10%未満に留まり、認知率も40%程度とのこと。今回のアクションプランをもとに関連業界が連携することで、2007年3月には家庭の PC や携帯電話におけるフィルタリングの認知率を70%に高め、フィルタリング製品の利用率を高めることが目標。
具体的な活動は、ISP によるサービス導入や告知、携帯・PHS 事業者のフィルタリングサービス提供、PC メーカーの製品マニュアルでの情報掲載、フィルタリング事業者による試用版の無償配布、共同キャンペーンの実施など。
今回のアクションプラン策定に参加した6団体の内訳は、社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会、社団法人日本ケーブルテレビ連盟、社団法人電子情報技術産業協会、財団法人インターネット協会。
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(japan.internet.com) - 3月17日18時32分更新
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