2006年03月17日(金) 15時02分
県警:誓約書「私はWinnyを使いません。」 全職員が書類提出へ /高知(毎日新聞)
愛媛県警などで捜査情報が流出した問題で、警察庁がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」の使用の有無を点検するよう指示したのを受け、県警は16日までに今後、ウィニーを使わないという誓約書を全職員に提出させる方針を決めた。
県警には現在、公用パソコンが1399台、公用に使える私用パソコンが506台ある。一連の情報流出を受け、承認のない私用パソコンの公務使用禁止や、私用パソコンに警察情報が保存されていないかの確認をするよう各署や各課に通達。パソコンを許可なく持ち出さないことやウィニーを使用しないことについて全職員に手書きの誓約書を提出させる予定。
内部規定の改正も検討中で、公務使用の私用パソコンを持ち出したり、インターネットに接続する場合、現在は所属長の許可を得れば可能だが、警務部長の認可を加え、二重のチェック機能を働かせることも検討している。県警情報管理課は「公用パソコンを増やすのが最も効果的だが、予算的に厳しい。しかし、流出防止を徹底していく」としている。【米山淳】
3月17日朝刊
(毎日新聞) - 3月17日15時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060317-00000178-mailo-l39