2006年03月16日(木) 23時13分
展示会商法が問題化、「愛染蔵」破産手続き申し立て(読売新聞)
積極的なテレビCMなどで関西を中心に知名度を上げている呉服販売「愛染蔵(あぜくら)」(大阪市)は16日、破産手続きの開始を大阪地裁に申し立てた。
同社によると、グループ会社7社を含めた負債総額は約148億円にのぼる。同社を巡っては、展示会の来場者を商品購入まで帰さない「展示会商法」が問題化。購入者が損害賠償訴訟を起こしたり、消費者センターに相談が相次いだりしており、取引先の信用が低下していたという。
民間信用調査機関の東京商工リサーチによると、愛染蔵は1973年の設立で、資本金は9000万円。
同社による展示会での強引な勧誘による契約について「解約したい」との相談が、2000年度以降だけでも大阪市消費者センターに計339件寄せられている。
(読売新聞) - 3月16日23時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060316-00000415-yom-soci