2006年03月15日(水) 01時28分
JR西の個人情報流出、会員43万人全員分か(読売新聞)
JR西日本の高齢者向け会員制旅行組織「JR西日本ジパング倶楽部」の会員約12万人分の個人情報が流出した問題で、JR西は14日、新たに604人分の流出を確認したと発表した。
この604人分が昨年末に流出が発覚した12万人分に含まれていなかったことから、JR西は、全会員43万6967人分の名簿が外部に流れた可能性が高いと判断、大阪府警天満署に被害届を出した。
JR西によると、新たに確認されたのは、大阪、京都、広島など12府県に住む60〜75歳の会員の名前、住所、生年月日、電話番号など。関東の会社が株購入の勧誘電話に使っていた。会社側は「今年初めに1万人分の名簿を購入し、残りは廃棄した」としている。
流出経路について、JR西は、内部の者が関与した可能性が高いとして、コンピューターに接続できる社員、契約社員計74人から事情を聞いたが、有力な手がかりは得られていない。
(読売新聞) - 3月15日1時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000015-yom-soci