2006年03月15日(水) 23時49分
児童の個人情報流出経緯を説明 大津・下阪本小、保護者に謝罪(京都新聞)
学校側から情報流出の経緯について説明を聞く保護者(15日午後7時半、大津市・下阪本小体育館)
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大津市の下阪本小の児童36人分の個人情報が、担任教諭の使っていたファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上へ流出した問題で、同小は15日、保護者を対象に流出経緯の説明会を開いた。
保護者約70人が出席した。滋賀樹義校長が「児童や保護者にご迷惑をおかけし、申し訳ありません。再発防止を徹底したい」と謝罪し、教諭の私用パソコンから個人情報が流出した経緯を説明した。
保護者からは「ほかに情報の流出はないのか」「早くからウィニーの危険性が指摘されていたのに、教諭にその認識はなかったのか」「データ類の持ち帰りは禁止すべきだ」などの質問や意見が出された。全体の説明会の後、情報が流出した学級の保護者を対象にした説明会も開かれた。
一方、2003、04年度に教諭が担任していた雄琴小の6年生計44人分の情報流出について、同小は同日から、情報が流出した卒業生の自宅を戸別訪問して、経緯を説明している。
(京都新聞) - 3月15日23時49分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060315-00000053-kyt-l25