2006年03月14日(火) 16時00分
堀江前社長ら5人起訴＝会計士関与解明へ捜査継続−ライブドア粉飾決算・東京地検（時事通信）
ライブドアの粉飾決算事件で、東京地検特捜部は14日、2004年9月期の連結決算で経常赤字を隠して約53億4700万円を粉飾したとして、証券取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）罪で、前社長堀江貴文容疑者（33）ら4人を追起訴し、取締役熊谷史人容疑者（28）と法人としての同社も起訴した。
同期決算では、監査を担当した港陽監査法人（横浜市）の公認会計士が適正意見を出したほか、前任者も粉飾に関与した疑いが浮上しており、特捜部は会計士の関与についても引き続き捜査し、堀江容疑者らが海外に移した資金の解明も進めるとみられる。
ほかに追起訴されたのは、前取締役宮内亮治（38）、同岡本文人（38）、前執行役員中村長也（38）の3容疑者。
堀江容疑者は「粉飾はしていない」と否認。宮内、熊谷容疑者らは事実関係について認めているという。
（時事通信） - 3月14日16時0分更新
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