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また文化的価値の高い製品以外も業者の不安に対応するため、同省の外郭団体が検査機器を貸し出したり、半年間にわたって無料検査に応じるなどして対応する。
適用除外になるのは、すでに生産が終了し、希少価値の高い、と判断された電子楽器や音響機器、写真引き伸ばし機など、いわゆるビンテージもの。同マークがなくても経産省に簡単な書類を提出するだけで売買ができるようにする。
二〇〇一年四月に施行された同法は、これまで経過措置として適用を免除していたが、同省は来月一日から冷蔵庫や電気洗濯機などの電化製品二百五十九品目を、PSEマークがないと販売できなくなるとしていた。
だが現在は生産していないレコードプレーヤーやアンプなどの音響製品、テクノポップの音作りに欠かせない電子楽器のシンセサイザーなど、文化的価値の高い製品も対象になっていたため、これらの製品を扱う業者やミュージシャンらから経産省に抗議や質問が殺到。
このため同省は、法律の本格適用は予定通り行うものの、反発の多かった製品を適用除外にした。
◆メモ <PSEマーク>
電気用品安全法に基づく安全基準を満たしていることを示すマーク。テレビ、冷蔵庫、洗濯機など259品目の電気製品は、今年4月からPSEマークがないと販売できなくなる。中古品でも販売業者が製品を検査し、漏電などの危険がないことを保証しなければならない。
中古品を扱うのは規模の小さな業者も多く、検査の費用負担が重いなどと反発の声がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060314/eve_____sya_____001.shtml