2006年03月14日(火) 17時25分
弁護人欠席で開廷できず 母子殺害事件の上告審弁論(共同通信)
山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(24)の上告審弁論が14日、最高裁第3小法廷で予定されていたが、弁護人が欠席したため開かれなかった。浜田邦夫裁判長は法廷で「なんら正当な理由がない不出頭は極めて遺憾だ」と異例の見解を表明した。
元少年は1審山口地裁と2審広島高裁で無期懲役の判決を言い渡され、検察側が死刑を求め上告。弁論が開かれることで結論見直しの可能性があった。検察側は「裁判を遅らせる目的なのは明らか」と弁護人不在のまま結審するよう求めたが最高裁は認めなかった。
(共同通信) - 3月14日17時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000177-kyodo-soci