2006年03月14日(火) 15時00分
共済会詐欺 退職公務員12人提訴 福岡地裁 8800万円賠償求める(西日本新聞)
公的な共済団体を装った「福岡県退職公務員共済会」の元会長らが、退職した公務員らから多額の現金をだまし取ったとして逮捕、起訴された事件で、被害にあった県内の十二人が十四日、元会長らに計約八千八百万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こした。
訴えられたのは、元同会会長の藤井徳次被告(60)=詐欺罪で起訴=や元従業員計十五人と、関連会社三社。
訴えによると、藤井被告らは、「福岡県退職公務員共済会」を名乗り、公務員退職者を狙った架空の投資運用話を考案。「(共済会は)公務員の退職者でつくられた大きな組織」「業務提携している会社が投資信託して利益を上げる」などと勧誘し、昨年九月末までの半年間に原告の十二人から、それぞれ百万円—千五百万円をだまし取ったとしている。
(西日本新聞) - 3月14日15時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000076-nnp-kyu