2006年03月14日(火) 16時00分
弁護人不出頭で弁論開けず=「極めて遺憾」異例の見解−光市母子殺害・最高裁(時事通信)
山口県光市の民家で1999年、母子を殺害したとして、殺人などの罪に問われ、一、二審で無期懲役判決を受けた当時18歳の少年で元会社員の被告(24)に対し、検察側が上告していた事件で、被告の弁護人が14日、最高裁の法廷に出頭せず、弁論は開かれなかった。
事件を審理する第3小法廷(浜田邦夫裁判長)は「正当な理由に基づかない不出頭で極めて遺憾」とする見解を表明し、弁論期日を改めて4月18日に指定した。
刑事訴訟法は、殺人など法定刑が一定以上の罪について、弁護人がいなければ審理を進められないと定めている。
(時事通信) - 3月14日16時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000072-jij-soci