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オウム真理教の松本智津夫被告(51)の控訴審で、弁護側が13日、中谷陽二筑波大大学院教授(司法精神医学)が作成した意見書を東京高裁に提出した。
弁護側の依頼で松本被告に面会した専門家6人の意見書が出そろい、いずれも同被告の訴訟能力を否定した。
意見書は、松本被告について、「無言症で、言葉による意思疎通がほとんど不可能。日常の指示に従えるという低次元のコミュニケーションが可能なだけでは、訴訟能力があることにはならない」と判断。訴訟能力を認めた西山詮医師の鑑定については、「松本被告の無言は本人の意思で疾病ではないと説明する一方、疾病を意味する『認知症に似た症状』と診断している」と、矛盾を指摘した。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe4900/news/20060313i215.htm