2006年03月13日(月) 14時15分
元社長ら７人に有罪判決 グローバリー違法取引（共同通信）
先物取引大手だった名古屋市の「グローバリー」の商品取引所法違反事件で、同法違反の罪に問われた元社長の山田保弘被告（４５）と元札幌支店長田中隆被告（３６）ら計７人の判決公判で、名古屋地裁の伊藤納裁判長は１３日、山田被告に懲役１０月、執行猶予３年（求刑懲役１０月）、ほかの６被告に懲役８−４月、執行猶予３−２年（求刑懲役８−４月）、同社に求刑通り罰金８００万円をそれぞれ言い渡した。
伊藤裁判長は判決理由で「利益追求を最優先にし、企業活動の一環として行われた犯行。刑事責任は軽視できない」と指摘した。
判決によると、山田被告ら元役員３人は２００４年１１月、０１年から約３年間の顧客とのトラブル計２７３件を除外して国に報告するなどした。
（共同通信） - 3月13日14時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060313-00000133-kyodo-soci