2006年03月12日(日) 03時05分
大阪ヤミ金事件、トップの「秘書」手配(読売新聞)
大阪府八尾市の夫婦ら3人の心中に絡むヤミ金融事件で、大阪、和歌山など6府県警の捜査本部は、摘発したヤミ金融組織のトップ、亀井浩次容疑者(39)(指名手配)の「秘書」役の金子功一容疑者(29)を新たに割り出し、別の出資法違反容疑で指名手配した。
金子容疑者は組織が摘発される直前まで、亀井容疑者に付き添って那覇市の拠点に出入りしていたという。両容疑者は所在不明になっており、捜査本部は、行動を共にしている可能性が高いとみている。
調べでは、金子容疑者は、組織傘下の7グループのうち、金子容疑者のイニシャルから「Kグループ」と呼ばれるグループの元リーダー。
同グループは2003年4月、東京都内を拠点に活動を始め、年間2億円近くを売り上げていた。金子容疑者は昨年、リーダーを辞め組織の幹部に昇格していた。
金子容疑者は月収数百万円で、これまでに高級乗用車を運転する姿が目撃されており、捜査本部は、金子容疑者が亀井容疑者の秘書役として送り迎えも担当していたとみている。
(読売新聞) - 3月12日3時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000501-yom-soci