2006年03月10日(金) 15時38分
アイフル相手に一斉提訴 全国で過払い金返還請求(共同通信)
消費者金融アイフル(京都市)を相手に訴訟をしているアイフル被害対策全国会議(代表・河野聡弁護士)は10日、同社とグループ会社計6社に法定金利を上回る利子を払わされたとして全国の債務者305人が同日、過払い金の返還などを求め提訴すると発表した。
同会議の一斉提訴は昨年7月に続き2回目。大阪府など30道府県の地裁・簡裁に提訴し、請求総額は約3億円。
河野弁護士は「最高裁が高金利から債務者を解放する判断を続けているのに、まだ消費者金融各社は利息制限法を超える違法な金利を払わせている」としている。
1回目の一斉提訴では32都府県の483人が計約3億8000万円の支払いを求め、これまでに199人が和解。アイフルが計約1億3000万円を支払っている。アイフル広報部は「訴状が届いておらず、コメントできない」としている。
(共同通信) - 3月10日15時38分更新
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