2006年03月09日(木) 17時54分
警官のウィニー使用を批判 捜査資料流出で警察庁長官(共同通信)
岡山県警などでファイル交換ソフト「ウィニー」を通じ捜査資料が流出した問題で、漆間巌警察庁長官は9日の記者会見で、京都府警が摘発したウィニーを警察官が使っていたことについて「法に違反するものを摘発していながら、それをパソコンにインストールするとは、警察職員として信じられない事態」と批判した。
漆間長官は「一定の年齢以上の人はウィニーの機能やウイルスとは何かが分かっていないのではないか」などと指摘。警察官らに京都府警の事件が十分理解されていないとの認識を示した。
再発防止に向け「インターネットにパソコンをつなぐということは内部情報流出の危険性があるということ。警察職員全員が十分認識しなければならない」と述べた。
(共同通信) - 3月9日17時54分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060309-00000146-kyodo-soci