2006年03月08日(水) 03時10分
民間病院職員のパソコンから患者情報2800人分流出(読売新聞)
富山市内の民間病院で1997年から2004年12月までに手術を受けた患者延べ約2800人の氏名、性別、生年月日、手術の部位、方法などの個人情報がインターネットに流出したことが7日、わかった。
病院によると、手術データ管理を担当する男性職員が自宅で仕事をするため、私物パソコンに患者データを移していたが、データを勝手に流出させるウイルスに感染したらしい。私物パソコンはファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を使用していた。
流出は今年1月、病院に寄せられた匿名の電子メールで発覚。病院が職員に確認したところ、私物のパソコンでウィニーを使用していたことなどを認めた。
同病院では個人情報保護法施行後、患者データの持ち出しを禁止している。院長は「患者に迷惑をかけて申し訳ない。どういう対応をとればいいか検討している」と謝罪した。
(読売新聞) - 3月8日3時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000301-yom-soci