2006年03月08日(水) 12時56分
NTT東西の顧客情報流出 パソコンからウィニー通じ(共同通信)
NTT西日本は8日、男性社員の私用パソコンから、NTT東日本、西日本両社の顧客情報がインターネット上に流出したと発表した。顧客の個人164人と73法人の住所や電話番号などで、今のところ情報の不正使用は確認していないという。
30代社員の自宅のパソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じ、流出した。漏れたのは、1998年に実施した非対称デジタル加入者線(ADSL)の実証実験に参加したモニターらの顧客情報。このほか、NTTグループの社員約2000人の個人情報も含まれていた。
男性社員は、メール送信などでこれらの情報を自宅のパソコンに移していたとみられる。NTT東西両社は、業務情報の社外への持ち出しを禁止している。
(共同通信) - 3月8日12時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000101-kyodo-soci