2006年03月07日(火) 12時45分
アクセサリー類店頭撤去も 鉛含有問題、影響広がる(共同通信)
金属製アクセサリー類の中に有害な鉛を高濃度に含む製品が出回っていることが東京都の調査で判明した問題は、大手100円ショップが7日、商品撤去を始めるなど関係業界に影響が広がった。
全国に100円ショップ約760店舗を展開するキャンドゥ(本社東京)は7日朝、全店舗にネックレスやブレスレットなどのアクセサリー類を開店前にすべて撤去するよう指示した。
商品の中に鉛が含まれたものがあるかどうかは不明だが、同社営業部は「お客さまに不安を与えないため当社の判断で一時撤去を決めた」と説明。仕入れ先に対しては該当商品がないか調査を求めたという。
都が安全確保策を求める要望書を送付した日本チェーンストア協会(東京)は「具体的にどの商品から鉛が検出されたのかが分からない。メーカーや輸入業者でないと含有成分も分からず、対応のしようがない」と困惑ぎみ。
(共同通信) - 3月7日12時45分更新
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